自分を見つける旅日記

アラフォー女子のつぶやきブログ。等身大の自分って何?

【映画感想】Begin Again(はじまりのうた)/ That's when the magic happens.

今週は、キーラ・ナイトレイマーク・ラファロの「Begin Again/はじまりのうた」を観ました〜。

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シンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)が、ほぼ人生を捨ててバーを転々としていた音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)に見いだされ、アルバムを制作する、という内容。グレタは失恋から立ち直り、ダンは自分自身をもう一度取り戻すのですが、音楽好きな人にはグッとくるストーリーです。

というか、音楽好きや、音楽に詳しくなくても、音楽のすごさを改めて実感できる映画だと思います☆

 

その中で、心に残ったセリフをご紹介。

 

1.アルバム制作に乗り気でないグレタに対して、ダンが言った言葉

That's when the magic happens.

(マジックはそんな時に起こるもんだよ)

お金もつてもなくなったダンが、ニューヨークの街中でアルバム制作をすることを提案。当然、グレタはそんなの上手くいかないと思って乗り気ではないのですが、ダンのこの一言でアルバム制作する事を決心します。

新しい事を始める時、やってみたいけど勇気が出ない時、「そんな時こそマジックが起こるんだよ」なんてアドバイスをもらったら、確かに「やってみよう」って思いますよね。

次に何か挑戦する時、自身がなくて最初の一歩がどうしても踏み出せない時、「This is when the magic happens.」って、自分への励ましの言葉として使いたいと思います。

 

2.グレタのプレイリストを聞きながらニューヨークの街中を歩き回った後、ダンとグレタが、音楽を聴きながら、街中を行き来する人たちを眺めて言った言葉

That's what I love about music.  One of the most banal scenes is suddenly invested with so much meaning, you know?  All these banalities, they're suddenly turned into these.....these beautiful, effervescent pearls.  From music.

(これが俺が音楽が好きな理由なんだよね。音楽がなければ平凡なシーンなのに、突然意味のあるものになる。音楽があることで、こんな平凡な場面が、突然こんなにもキラキラした、キレイな真珠みたいになるだろ?)

 

こういう英語の表現、大好きです。「effervescent」は、発泡性のある、興奮した、はしゃいでいる、いきいきした、という意味ですが、英語でも日本語でもこんな表現使った事ないですが、「キラキラした真珠」ってイメージはできますよね。

確かに、このシーンをみると、音楽なしでみたら平凡なシーン。でも、音楽があると、キラキラしてるみたいに見えるんですよ~!

そして何よりも、自分でも好きな音楽を聴きながらいろんな場所を歩き回ったら、気分が優れない時でも、景色が全然違うものになるのだろうなぁ、と思わせてくれます。

 

そして同じシーンの中で、こんなセリフもありました。

I've got to say, as I've gotten older, these pearls are just....becoming increasingly more and more rare to me.

(正直、年を取ったら、この真珠を見るのがすごく稀になってきちゃったんだよな。。。)

若い時は小さな事でも感動したのに、年を取ったら何をみても感動しなくなったり、喜びや幸せみたいな気持ちも、若い時より稀になる、ってよく聞きますよね。

でも、どんな年になっても、自分自身の中の「pearls」は忘れたくないですね。

 

私の場合は、まずはそんな「pearls」が見えるシーンがいつなのかを知ることから始めないとですが・・・。

 

音楽が好きな方、自分の「pearls」をもう一度見つけたい方は是非観てみて下さい☆